TOBO
Paper Holder
BARCELONA, SPAIN
Design Code
Tobo は、とてもシンプルでありながら本質的な気づきから生まれました。私たちの暮らしには、ナプキン、ティッシュペーパー、ハンカチなど、実にさまざまな紙製品があります。しかし実際には、その多くを一つのものに置き換えることができます。それがトイレットペーパーです。身体の中でも最もデリケートな部分のために作られたこの紙は、やわらかく肌に優しく、鼻をかむことをはじめ、日常のさまざまな用途に適しています。
角田 寛(Hiroshi Tsunoda)は、この身近な素材を新たな視点で見つめ直し、Tobo を考案しました。Tobo は、トイレットペーパーに「装い」を与えることで、リビングやオフィス、レストランなど、どのような場所でも違和感なく使えるようにする、機能的で洗練されたホルダーです。見過ごされがちな日用品を、実用性と美しさを兼ね備えた、思慮深いデザインへと生まれ変わらせています。
トイレットペーパーという存在を改めて見つめ直すこの発想は、経済性、持続可能性、そして優れたデザイン思考をひとつに結び付けています。ひとつのシンプルな素材が多様な役割を果たせることを示すことで、Tobo は既成概念に問いを投げかけ、暮らしをよりシンプルにし、ごくありふれたものの中に美しさと機能性を見いだすという、角田のデザイン哲学を体現しています。
その独創性と時代性は高く評価され、Tobo はスペインで権威ある Delta Award のファイナリストに選出されました。日常的な素材に対する革新的なアプローチと、優れたデザイン思考が高く評価されたプロダクトです。







